黄色いお茶です
黄色いお茶です。中国茶に黄茶という製法による種類がありますが、それとは別のものです。
こちら突然変異種でして、栽培時点で葉が鮮やかな黄色になります。茶畑がまるで菜の花畑のように色づくそうです。写真でしか見たことありませんが、なかなか壮観でした。
さて、特徴は色だけではありません。旨味がとても強く、画像ではわかりませんが実は水出しでいただいております。茶葉がひたひたになるくらいに常温の水を入れて数分おくだけで充分味が出ます。
また香りにも特徴があります。経験不足か、何かに的確に例えることができないんですけど、お茶のような干し草のような、不思議な、でも心が落ち着く香りです。
玉露のような強い旨味でありながら、被覆香がしません。それが良いかどうかはそれぞれの好みですけど、際立った個性だと思います。ちなみに私は好きです。玉露も好きです。
まだ玉露で流行った氷出しなど試していない淹れ方がありまして、これからの試行錯誤に胸が躍ります。ブレンドなども面白いでしょうし、個性のあるお茶は楽しみ方が多くてありがたいです。
