お茶も色々、茶器も色々 ~今日は実験も兼ねて~
お茶に限った話ではないですけども、一つのことをより深く楽しむには広い知識と豊富な経験が不可欠。
今日は久しぶりに底網の急須を使ってお茶を淹れました。
と言いますのも、個人的にはあまり底網って使わないんですよね、普段。
いつもは前張り。稀に帯網。
長所がわからないのではないですが、それを活かしきれないのか、好みに合わないのか。
他にも急須はありますので、活躍していなかったこちら、しかしもしも上手く使えるならば、楽しみはぐっと広がりますので、しばらく色々試してみようかと。
用意しました茶葉は知覧からおくゆたかの深蒸しです。
強い旨味と青く甘い香りが特徴でしょうか。低温で淹れても美味しいです。
底網はお湯の量にもよりますが淹れる過程でほとんど茶葉が動かないんですよね。
前や帯は出口に寄っていきますが。
なので基本的には雑味を出さない淹れ方にはなるんですが、あまりなくても煎茶としては物足りなさを感じてしまうような…バランスが取りづらいのが私見でございます。
今回は80℃くらいで一分半ほど。
深蒸しとしては温度に対して長めに淹れたと思うんですが、それでも旨味を結構強く感じましたね。決して少ないわけではないのですが、バランスを考えるともう少し雑味と香りが欲しいところ。
次はもう少し高めの温度で試してみます☆
やっぱり茶葉の動きが少ないだけあって、底網で深蒸しは淹れた感じが結構違いますね。これからも色々と試していきたいと思います。
あとあれですね。
底網は手入れがちょっと面倒くさいです。