今日は釜炒り茶!!
今日は「みなみさやか」という品種の釜炒り茶を楽しみます♪
色々なお店に行っても、あまり見かけることのない品種かと思います。私も単一品種で名前を見たのは、これが初めてです。
それも釜炒りということで、飲む前からウキウキです♪
茶葉の状態から鮮やかな緑色。
すでにほんのりとミルキーな香りが期待感を高めます。
今日は宝瓶で淹れました。
清水焼の小さく形の整った可愛らしい一品です。
色は澄んだ黄金色、白ワインのような気品を感じるのは気のせいでしょうか。
さて、飲んでみますと、華やかかつフルーティな香りに思わず目が細くなります。
爽快感というよりは甘く優しい、味の方もそんな感じで、またすっきりと嫌味の残らない後味。
似たお茶でしたら台湾の高山烏龍茶と近いですね。
単体でも食中でもお菓子とでも、あらゆる場面で楽しめるお茶かと思います。
釜炒り茶は最近珍しいものになりつつありますね。
生産者の方によりますと少量ずつ手作業で釜で炒るので疲れる上に生産効率が悪く、それでいて煎茶の方が知名度が高いので需要も少ないのだとか。
もともと中国由来の製法ですが、あちらでは既に途絶えており、おそらく今や日本でしか飲むことができないのではないでしょうか。
個人的には好きなお茶ですので、これからも作り続けられていくと嬉しいです。