お茶だけでは辿り着けない香りの極み
今日は蘭花茶です!!
中国のフレーバーティーといえば言わずと知れたジャスミン茶の他、桂花(金木犀)、薔薇、ライチ紅茶、あとはラプサンスーチョンも一応その部類ですかね。
よく見かけるのはこのあたりかと思います。
ところが今回は蘭の花での着香ということで、初めて見たので早速手に入れました。
碧螺春のような形状ですね!!
緑茶ベースなので、湯冷ましを一回かけて蒸らしました。
残った茶葉も綺麗ですね。
そして飲んだ結果…これはもうズルイな、と。
美味しいお茶とかワインとかで花のようなって例えるじゃないですか。
そりゃ花を入れたら美味しいですよ。良い香りですもん。
とまあ、それを言ってしまうともう語るところがありませんので、一旦置いておくとしまして。
香りづけの程度が丁度いいです。
不自然なほど強いフレーバーティーって結構多いと思うのですが、こちらはそんなことはなく、上品で自然。
また中国緑茶本来の若々しい香りと優しい甘みとの相性がよく、互いに邪魔せず引き立て合っている感じ。
これ単品で永遠に飲めるのではないかというくらいです。
蘭の花って、いい香りするんですねぇ…。
高品質のお茶は、香りづけしなくてもそれだけで美味しいですし、むしろ余計なことをするとバランスが崩れたりする可能性もあるんですよね。
フレーバーティーは低品質のものを良く仕上げる目的もありますが、質を上げられるということは一級品を更に美味しくできるかもしれないということ。
こだわり抜いた製品は、そのままでも手が加わっていても素晴らしいということですね!!